12月6日（土）、高等教育推進機構において、「新渡戸カレッジフェローゼミ報告会」を開催しました。この報告会は、10月に入校した1年生が、新渡戸カレッジの独自科目である「新渡戸学（フェローゼミ）」での活動や議論を通して学び得た知識を深め、共有することを目的としています。

当日は、新渡戸カレッジ校長代理の山本文彦理事・副学長が挨拶を行い、フェローと支援教員、チューターのサポートを受けながら議論を重ねてきた集大成として、各ゼミの代表となった６グループが、持続可能な社会の実現に向けた実践的な提案や具体的な報告を行いました。発表の合間には、新渡戸カレッジ生同士による活発な質疑応答も交わされ、有意義な交流の場となりました。

　表彰式にあたり、真弓明彦副校長（校友会エルム会長）が総評を述べ、ラフェイ・ミシェル副校長からフェローゼミ学生大賞受賞グループが発表されました。学生大賞は、「非常時に備えた昆虫食の普及―昆虫食で地球が少し軽くなる―」をテーマに発表を行った萩野ゼミに授与されました。萩野ゼミは、令和8年度の新渡戸カレッジ入校式において、入校生を前に再び発表をする予定です。

本年度からオンライン参加を可能としたフェローゼミ履修生の保護者14名を含むライブ配信の視聴者と会場にいる出席者に見守られ、無事に閉会しました。

最後に、フェローゼミをご指導いただいたフェローならびに支援教員、そして本プログラムにご協力いただいた関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。