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Messages from Nitobe College Students, Alumni, Fellows, and Mentors.

新渡戸カレッジでつかみ続けた世界へ羽ばたく機会

松田 直輝
Post Date: Sep 14, 2020

プロフィール

松田 直輝(まつだ なおき)さん
新渡戸カレッジ第4期生/農学部 生物資源科学科 4年(2020年9月掲載時)

静岡県出身。専門とする研究は植物のゲノム情報の解析。小中高と続けてきたバレーボールを大学では諦め、新渡戸カレッジを通して様々なことに挑戦。他には、パイプオルガン研究会、日露学生連盟に所属。趣味は旅行と映画と国際交流。

何となくの好奇心が自分を動かす原動力へと変えてくれた新渡戸カレッジ

「何となく面白そう!」という純粋な好奇心が、私の新渡戸カレッジ入校のきっかけでした。思えば、国際インターンシップに申請した時も、交換留学に申請した時も、漠然と「海外で働きたい」「より発展した農学を海外で学びたい」という単純な志望動機が自分を突き動かす原動力になっていました。

世界に羽ばたくチャレンジングな機会

自分の直感と好奇心を頼りに入校した新渡戸カレッジには、グローバルに活躍するためのチャレンジングな機会に溢れていました。

留学しているような擬似体験を味わえる国際交流科目

新渡戸カレッジの選択必修科目の一つである国際交流科目は、北大の留学生と一緒に学ぶ機会を提供してくれました。私は、その中の“Advanced Academic Writing”を履修しました。初回の授業で衝撃を受けましたが、私を含む2人の日本人以外、20人全員が留学生。恥ずかしい話ですが、授業の進行や彼らとの議論に全く付いていくことができず、先生にdrop outの相談をしに行くほど追い詰められました。しかし、先生は「グループワークで日本人だからこそできることを探しなさい」とチャンスを下さり、その事情を理解したメンバーも私を励ましてくれました。その結果、なんとか履修を終えることができました。お陰で、たとえ自分の英語が周りと比べて不十分であっても、それに構うことなく対等にコミュニケーションをとる度胸が付きました。

海外で働いてみたい: 国際インターンシップへの挑戦

もうひとつ、自分が挑戦したことは国際インターンシップへの参加でした。1年次にフェローの講演を聞くたびに海外で働くことに憧れを抱き、農学部に進学してから食品企業に興味があったので、「味の素シンガポール」での3週間のインターンシップに申し込みました。まず働く以前にそこで求められたのは、「海外で一人で生きる力」でした。慣れない外国で買い物・自炊・洗濯をし、平日は家からバスで職場まで通勤して朝9時から18時まで仕事をし、週末は観光する。会社では、大学2年生の私ができることは真面目に話を聞くことぐらいで、毎日学ぶことばかりでした。「海外で一人で生きることって大変だな」と身をもって実感し、この世界を一瞬だけでも垣間見ることができたので、とても貴重な経験をさせて頂きました。

新渡戸カレッジでの国際交流科目の履修や国際インターンシップの参加を経て、長期留学のための準備を少しずつ積み重ねました。

インターンシップ先での集合写真

専門分野と向き合ったベルギー留学

4年後期に留学した私は、欧州の制度上、留学先では大学院の授業を履修できました。海外大学院への進学を検討していた私にとっては絶好の機会でしたが、大学院の専門科目を英語で履修することは非常に難しい挑戦でした。だからこそ、「自分は本当にこの分野をもっと学びたいのか」という問いに向き合い続けた半年間でした。

実は、難しすぎる授業から逃げ出したくなる時も多々ありました。毎週火曜日の夜、息抜きにゲント大学のベルギー人学生とバレーボールをプレーしていました。そこで実力を認められて、学内の学部対抗スポーツ大会のバレーボール選手に選ばれたことも良い思い出です。

留学を通して得たものは、自分の将来を見つめ直す機会でした。専門分野と向き合って気づいたことは、「大学院に進むよりも、まず働いてからやりたいことを見つけたい」という素直な気持ちでした。

グループワークの仲間達
バレーボールのチームメート

対話プログラムは掛け替えのない人生相談所

新渡戸カレッジを通して、常に実力以上の環境に飛び込み続けてきましたが、そこで度々挫折を味わい、真面目に悩み続けてきました。なかなか友達に自分の弱みをさらけ出すことができなかった時に、いつも親身になって相談に乗って下さったのがフェローの方々でした。特に、ベルギーに留学している間や実家で就職活動している間も、Skype対話やZoomあるいはメールを通して、フェローから激励のお言葉を頂き、本当に救われました。

新渡戸カレッジ入校希望の皆さんへ

新渡戸カレッジにいると、まず個性あふれる面白い学生に出会えます。次に、型にはまらず力強く生き抜かれてきたフェローの方々とお話ができます。そして、海外留学を実現するための環境と機会が整っています。これを生かすか否かは自分次第であり、その先にしか見えない世界があることを新渡戸カレッジが教えてくれました。

私は、自分の直感と好奇心を信じて新渡戸カレッジに入校しましたが、大正解でした。選択した当時はわかりませんでしたが、新渡戸カレッジでの5年間を振り返って強く確信しています。もし、新渡戸カレッジが面白そうだと思ったら迷わず入校してみてください。そこで、何か問題が起こっても、きっとそれを解決できるよう色んな方々がサポートしてくれるはずです。チャンスはとても身近なところに転がっています。ぜひ自らの手で生かしてください。

新渡戸カレッジ関連の主なできごと

1年生

  • 常俊フェローグループミーティング参加
  • 伊藤フェローゼミ参加
  • 留学支援英語を履修
  • 留学生のウェルカムパーティー企画運営
  • IELTS受験

2年生

  • 国際交流科目を履修
  • 3週間の国際インターンシップ(味の素シンガポール)に参加
  • IELTS受験

3年生

  • 対話プログラム参加開始
  • セルフキャリア発展ゼミ参加
  • アドバンストフェローゼミの支援員
  • 日露学生連盟の立ち上げ
  • タイのカセサート大学へ短期留学(農学プログラム)
  • IELTS受験

4年生(その1)

  • モスクワ大学Lomonosovフォーラムに参加(日露学生連盟)
  • ベルギーのゲント大学に交換留学(2019年9月〜2020年2月)
  • 対話プログラム継続(留学中もSkype対話)

4年生(その2): 休学中

  • 対話プログラム継続(Zoomやメールを通して就活相談)
  • 横井フェローゼミ支援員