新渡戸学(フェローゼミ)

基礎プログラム生を対象とした必修科目で少人数の演習形式の科目です。

【目的】
世界が抱えている諸問題について、実際に現地を視察して学ぶとともに、グループワークを通して、学問と社会のあり方や持続可能な社会のあり方を考え、同時にリーダーシップやチームワーク力を身につける。
【目標】
① 新渡戸カレッジが示すリーダーシップをゼミ活動の中で積極的に発揮することができる。
② 自分で考え,意見を出し,ともに議論し,明確な結論を導くことができる。
③ ゼミにおける現地での学びを関連分野の知見と結び付けて説明することができる。
④ ゼミのテーマのもと,持続可能な社会の実現に向けて自らの考えを表現することができる。
【内容】
• ゼミ担当フェローの他,支援教員,テーマに関連する関係者が協力し,2019年度は8テーマで実施する。
• 新渡戸カレッジ2年目以上の上級生等がゼミを支援する。
• 履修者は複数のテーマの中から自らの興味に従い選択することができる(履修希望者が集中した場合は抽選を行う)。
• 履修者はフェローや関係教員とともに現地視察を行う。現地視察に基づいて,課題を設定し,解決策について検討する。
• 最後の授業(全体発表会)では,すべてのゼミが一堂に会してプレゼンテーションを行う。担当フェローと教員による評価に基づき,上位3ゼミは「新渡戸フェローゼミ発表会優勝,準優勝,3位」として表彰される。
• すべてのプレゼンテーションの中から,参加ゼミ生全員の評価により,最も優秀なプレゼンテーションを行ったゼミに学生大賞が授与される。また,各ゼミの中で貢献した学生に対して敢闘賞が授与されることがある。

2018年度新渡戸学(フェローゼミ)一覧

カテゴリー フェロー 演習題目 現地視察先
安全保障 石川 裕一 グローバリゼーションの終焉の中での我が国の安全保障 千歳,恵庭の自衛隊基地視察:装備の視察・説明及びグローバリゼーション,ローカリゼーション,憲法問題,日米安全保障条約,自衛隊,地政学,地経学, 核問題について
食料問題 伊藤 慎 酪農・乳業事業へのアプローチ提案と地域活性化 町村農場の見学とレクチャー
地域活性化 大西 裕子 文化による地域振興・観光促進 札幌芸術の森職員による講義と現地視察(札幌芸術の森)及び札幌市民交流プラザ視察:芸術文化振興施策,創造都市,地域振興,観光促進,地方から世界への文化発信について
産業問題 小林 浩治 北海道の産業の将来を考える―トヨタ北海道(株)から学ぶ トヨタ自動車北海道株式会社訪問(苫小牧市):工場見学,事業概要の説明,課題と今後の対応及び質疑応答
食料問題 重田 親司 北海道の水産業の明日を考える 札幌市中央卸売市場水産棟,国立北海道区水産研究所視察:北海道の水産業を取り巻く環境,北海道の水産資源の現況,観光資源としての魚
地域振興 柴田 哲史 持続可能な「生産空間」の形成 夕張市などを対象とした「生産空間」視察+現地の方々との意見交換による課題の体感
教育・地域振興 多田 幸雄 高大接続とJETプログラム参加者を活用する地域振興策の立案 外国人居住者の急増地域の廃校等を見学:廃校のコミュニティハウス転用の可能性を町役場・地元JET・高校生他と意見交換
人権問題 玉城 英彦 日本の刑務所の歴史と現状,課題は何か。 札幌刑務所および札幌刑務支所における講義受講・見学
観光問題 長岡 宗男 札幌市の観光・MICE事業におけるボランティア活動の役割 札幌国際プラザ,外国語ボランティアネットワーク,札幌市観光ボランティア,大通観光案内所,札幌コンベンションセンター等視察:説明及び質疑応答を通して,札幌市の観光・MICE事業とボランティア活動の実態を把握し,訪問者のためのより充実した方策を考える
10 起業・経済問題 廣重 勝彦 スタートアップ(起業)を通して「未来の生き方」を考える 株式会社Savon de Siesta, 株式会社インサイトテクノロジー,札幌証券取引所等視察:世界でいま何が起きているのかを知り,未来への歩み方を考える。同時に、自分が社会で充実して生き、社会に少しでも貢献できる方策を探る
札幌市中央卸売市場の現地視察の様子(重田フェローゼミ)
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全体発表会の様子