新渡戸カレッジでは、12月7日(日)高等教育推進機構大講堂において、「新渡戸学(フェローゼミ)全体発表会」を開催しました。
北大の同窓生等からなるフェローが担当する新渡戸学(フェローゼミ)は、新渡戸カレッジのプログラムの一環として2016年度から開講されており、新渡戸カレッジ1年目の学生(1・2年生)対象の必修科目です。今年度は、下記8テーマのゼミが開講され、各ゼミにつき20名程度のカレッジ生が受講しました。授業では5名程度のチームを作り、フェローや支援教員等とともに現地視察を行い、設定された課題に、チームとして解決策を検討しました。また、高大連携の一環として札幌市や近郊の高校生が毎回熱心にフェローゼミを聴講していました。
授業の最後に実施した全体発表会では、各ゼミから選ばれた8チームがコンペ形式で発表を行い、各チームの発表に対して活発な質疑応答が行われました。審査の結果、上位3チームとフェローゼミ履修生の投票による学生大賞が選定・表彰され、各チームの代表者にトロフィー、カップが手渡されました。なお、学生大賞のチームは来年5月16日(土)に実施予定の入校式にて、一方、上位3チームは同日午後に行われる予定の新渡戸Dayでプレゼンテーションを行う予定です。
また、8チームの発表終了後には今年度から始まったアドバンスト・フェローゼミの発表が行われ、フェローゼミ履修生は先輩方の発表内容に耳を傾けていました。
2019年度新渡戸学(フェローゼミ)テーマ一覧
- グローバリゼーションの終焉の中での我が国の安全保障(石川フェローゼミ)
- 北海道における持続的な健康促進、未来の生き方を考える(大友フェローゼミ)
- 2045年のSDG’sに向けて ~平和ゲームを考える~(多田フェローゼミ)
- 日本の刑務所の歴史と現状、課題は何か(玉城フェローゼミ)
- 札幌市におけるインバウンド向けMICE事業を考える(長岡フェローゼミ)
- これから札幌市が「もっと住みたい街」になるために(萩野フェローゼミ)
- スタートアップに取り組んでみよう-自分の未来を拓くことが持続的社会につながる(廣重フェローゼミ)
- 歴史・ブランド・ものづくりに立脚した文化と価値創造 ~サッポロCLASSICに学ぶ~ これから北海道が「もっと住みたい街」になるために(横井フェローゼミ)
全体発表会審査結果
第1位: 多田フェローゼミ
第2位: 玉城フェローゼミ
第3位: 石川フェローゼミ
学生大賞: 萩野フェローゼミ
