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新渡戸学「フェローゼミ」全体発表会を実施

新渡戸カレッジでは、12月9日(日)高等教育推進機構大講堂において、「新渡戸学「フェローゼミ」全体発表会」を開催しました。
北大の同窓生等からなるフェローが担当する新渡戸学「フェローゼミ」は、新渡戸カレッジのプログラムの一環として2016年度から開講されており、新渡戸カレッジ1年目の学生(1・2年生)対象の必修科目です。今年度は、下記10テーマのゼミが開講され、各ゼミにつき20名程度のカレッジ生が受講しました。授業では5名程度のチームを作り、フェローや支援教員等とともに現地視察を行い、設定された課題に、チームとして解決策を検討しました。また、高大連携の一環として札幌市や近郊の高校生が毎回熱心にフェローゼミを聴講していました。
授業の最後に実施した全体発表会では、各ゼミから選ばれた10チームがコンペ形式で発表を行い、各チームの発表に対して活発な質疑応答が行われました。審査の結果、上位3チームとフェローゼミ履修生の投票による学生大賞が選定・表彰され、各チームの代表者にトロフィー、カップが手渡されました。なお、学生大賞のチームは来年5月11日(土)に実施予定の入校式にて、一方、上位3チームは同日午後に行われる予定の新渡戸Dayでプレゼンテーションを行う予定です。
また、10チームの発表終了後には今年度から始まったアドバンスト・フェローゼミの発表が行われ、フェローゼミ履修生は先輩方の発表内容に耳を傾けていました。

2018年度新渡戸学「フェローゼミ」テーマ一覧
1.グローバリゼーションの終焉の中での我が国の安全保障 (石川フェローゼミ)
2.酪農・乳業事業へのアプローチ提案と地域活性化 (伊藤フェローゼミ)
3.文化による地域振興・観光促進(大西フェローゼミ)
4.北海道の産業の将来を考える―トヨタ北海道(株)から学ぶ (小林フェローゼミ)
5.北海道の水産業の明日を考える (重田フェローゼミ)
6.持続可能な「生産空間」の形成 (柴田フェローゼミ)
7.高大接続とJETプログラム参加者を活用する地域振興策の立案(多田フェローゼミ)
8.  日本の刑務所の歴史と現状、課題は何か(玉城フェローゼミ)
9.札幌市の観光・MICE事業におけるボランティア活動の役割 (長岡フェローゼミ)
10. スタートアップ(起業)を通して「未来の生き方」を考える (廣重フェローゼミ)

全体発表会審査結果
第1位:玉城フェローゼミ
第2位:多田フェローゼミ
第3位:石川フェローゼミ
学生大賞:重田フェローゼミ

全体発表会の様子
発表会場の様子
ゼミ生による発表の様子
ゼミ生による発表の様子
審査員のフェローと教員
審査するフェロー及び教員
ステージでの表彰式の様子
表彰式の様子
来場者全員での一枚
来場者全員での一枚