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2015年05月19日

新渡戸スクール「開校式」開催されました

2015年度から開始された大学院特別教育プログラム「新渡戸スクール」の開校式が、5月9日(土)午後1時半より、北海道大学情報教育館スタジオ型多目的中講義室にて行われました。

スクール生の募集は4月に行われ、ほぼすべての研究科・学院等から118名の入校希望者があり、厳正な選考の結果、64名の入校が決まりました。

開校式には、山口佳三校長(北海道大学総長)、石山喬北海道大学連合同窓会会長(日本軽金属ホールディングス(株)代表取締役社長)、Jeff Streeter英国大使館文化参事官(ブリティッシュ・カウンシル駐日代表)、新田孝彦校長代理(北海道大学理事・副学長)をはじめ、理事、副学長、研究科長・研究院長等が出席するとともに、新渡戸スクールメンター予定者および第1期生となるスクール生が参加しました。

式典では、まず山口校長から挨拶があり、締めくくりに「新渡戸スクールに入校した学生のみなさんには、第1期生としての誇りをもち、新渡戸スクールにおける学びが有意義なものとなること、さらに、新渡戸スクールの経験をもとに、本学と世界をつなぐネットワークのハブとなり、国際社会の発展に寄与する指導的・中核的な人材となることを願います。」との告辞がありました。

次に、来賓の石山連合同窓会会長から祝辞があり、「グローバル化した経済社会においてスクール生がリーダーとして活躍することを期待する」との激励メッセージをいただきました。

続いて、来賓のStreeter氏より “Global Skills for a Globalised World”と題して、現在の国際社会において必要とされる大学院生の能力やスキル等について、さまざまなデータに基づいた講演がありました。

式典終了後には、開校特別プログラムの第1部として、山下正兼副校長による挨拶の後、4人のメンター予定者による講演が行われ、スクール生は、先輩たちの体験を踏まえた話に大いに刺激を受けました。

開校特別プログラムの第2部では、スクール生と教員を交えたワークショップがあり、スクール生は、新渡戸スクールで学ぶにあたり、現在抱えている問題とその解決策を付箋に書きとめ、ホワイトボード上で分類しながら発表し、意見交換をしました。本ワークショップにより、今後の学習へのモチベーションが高まるとともに、互いに交流を深めることができました。