MESSAGES
2016年03月29日

新渡戸スクールがあったから

山本 千尋
大学院教育コース修了生

山本 千尋(やまもと ちひろ)さん
保健科学院 修士課程

入学ガイダンスで見た新渡戸スクールの紹介映像に心が揺り動かされてから1年間、私はひたすら新渡戸スクールに通い続けました。本当は私の思いは、 “I love NITOBE SCHOOL”に凝縮されるのかもしれません。ここに新渡戸スクールで出会った皆さまへの感謝を込めて、私の受講体験記を書かせていただきます。

私は今、教育業界で就職活動をしていますが、必ず説明会のキーワードとして出てくるのが「課題解決力」と「人間力」でした。どの企業も口を揃えて言います。日本は大転換期にあると。先行きを見通すことが難しく、多種多様な価値観が混沌とするグローバル社会の中で、①論理的に課題を見つけて解決できる人財が必要であり、②周囲にプラスの影響を与え続けチームを成功に導く人間力が求められるのだと、納得しました。私の中の思考回路がすっきり繋がった時、「これって全部、新渡戸スクールでやっていることだ」と思いました。だから以前にも増して、新渡戸スクールでの学びがいかに重要であるかわかります。

私は新渡戸スクールが開講する主要4科目、英語科目Ⅰa,Ⅱa,Ⅰb,Ⅱb、フリーの英会話科目、すべてを履修しました。チームで夢中になった建設的なディスカッションとプレゼンテーションを毎週経験していくうちに、どんな大勢の前でも緊張しなくなりました。それ以上にどうしたら自分の意見を伝えられるか、どうしたら相手の思いを理解できるかということをいつも考えています。そして後半になればなるほど、1人1人が専門性を活かした議論から生まれる成果の大きさを実感しました。英語科目は、「楽しい!!」これに尽きます。最初は、ネイティブの先生の英語が速くて聞き取れなかったのが2か月を過ぎた頃から聞こえ始め、知らず知らずのうちにスピーキングも鍛えられました。こんなに面白くて、ずっと続けたいと感じるクラスはないです。そして、立場も国籍も関係ないたくさんの大切な出会いが待っていました。すべては、新渡戸スクールがあったから。