山田 真衣(やまだ まい)さん
保健科学院 修士課程
私が新渡戸スクールに参加しようと思ったのはほんの些細なことで、新渡戸スクールのサポート科目である英語の授業を「英会話教室に通わなくても英語を学べる!」と思ったことがきっかけです。
新渡戸スクールを受講することになり、そこで待ち受けていたものは学部時代とは全く異なった授業内容、授業形式、そして同じ1期生となった大学院生たちでした。新渡戸スクールの授業は基本的にグループ学習で、授業で扱われた課題に対して各々の専門性を生かしながら解決していきます。グループ形式の授業をほとんど経験したことがなかった私にとって、課題に対する解決策の話し合いをする、ということは簡単なことではありませんでした。しかし、スタートアップ科目でディスカッションの進め方を学んだり、回数を重ねることによって、その不安は徐々に薄れていきました。
また、『度胸』も培うことができました。新渡戸スクールでは基本的に毎週、その日話し合ったことや進捗をクラスの前で英語で発表しますが、時間内に、要点を抑えながら英語で発表する経験が積めたのはとても良かったです。この間、研究の関係で台湾の大学を訪問し自分の研究について英語で発表する機会があったのですが、授業で経験を積んでいたお陰で抵抗なく発表することができました。また、そういった場で発言することも以前より積極的にできるようになりました。これは新渡戸スクールでの経験があったからだと思います。
様々な経験ができた新渡戸スクールですが、ここで得た何よりも大きいものは自分とは異なる専門性を持つ友達が多くできたことです。普段大学生活を送っていてなかなか他の分野の人と関わる機会は少ないと思いますが、バラエティー豊かなバックグラウンドを持つ人に出会え、とても刺激を受けました。授業関係なくみんなで集まったり遊びに行ったり、とても楽しかったです。これからもこの繋がりは大切にし、共に頑張っていけたらと思います。