MESSAGES
2016年04月06日

院生生活の中心に「新渡戸スクール」という選択

岩田 渉廣
大学院教育コース修了生

(いわた たかひろ)さん
法学研究科 修士課程

「受講しないなんて、モッタイナイ!」というのが、率直な感想です。受講しようと決断した1年前の自分に感謝しています。新渡戸スクールを通じて様々なことが得られましたが、あえて挙げるなら、多様な価値観・ファシリテート力・友情の3つです。

多様な価値観ですが、参加するスクール生はもちろん、先生方のバックグラウンドも様々です。そして、その異なる専門性をフルに発揮することが求められます。そのため無意識的に、あらゆる価値観と出会う機会があり、海外でもないのに、ここまで視野が広がっていく感覚は初めてでした。

その中で、論理・感情など「納得ポイント」が異なるメンバーとの議論を、上手く進める・まとめることは簡単ではありません……。だからこそファシリテーション力が培われ、その延長として、プレゼンテーション力やコミュニケーション力にも磨きがかかりました。

最終的に、友情というかけがえのない財産を得ることができました。各専門家として互いに尊敬し合い、1つのチームで活動する中で得られた敬意・信頼は、日常的に形成するのは困難で、その分、この先何十年も続いていくでしょう。授業外においても、食事などに行ったり、休日に海水浴やお祭り、キャンプ、スノーボードに行ったりとかなり充実しています。さらに、研究や就職活動、進学などについて、尋ねたらすぐに的確なリプライが返ってくるような高い社会還元力と親密度は、新渡戸スクール生ならではだと感じます。もしできるなら、このメンツで総合コンサルタント企業を経営したいなって考えています。

1年間の授業で終わりではなく、それはあくまで序章であり、その先に様々な物語があるのが新渡戸スクールだと思います。もちろん、大学院生は想像以上に忙しいです。でも、その中であえて受講したからこそ、得られたものが沢山あります。単に「院生=忙しい・追われる」だけで終わるのか、それともその忙しさの先にある何かを掴みに行くのか……。ぜひチャレンジしてみてください。