豊田 めぐみ(とよた めぐみ)さん
生命科学院 生命科学専攻 修士課程
私がスクールに応募したきっかけは、端的に言えば英語を話せる場が欲しかったからです。皆でディスカッションを通じて英語力を高めよう、くらいの軽い気持ちで入校しましたが、私の英語力は下から数えて片手に収まるほどの低レベルだったことに気づき、とても悔しい思いをしました。
ですが、私のような人にこそ新渡戸スクールを勧めたいと思います。このスクールは、英語に苦手意識を持っている人が成長できる機会が沢山詰まっています。私は咄嗟に英語で話すことが苦手だと気付き、まず、その日の講義で考えた自分の意見を、時間をかけてスクールのフィードバックノートにまとめることから始めました。スクールで扱うトピックは多様で、すぐに意見が書けるもの、書きにくいもの両方ありましたが、それらをじっくり考え、アウトプットする練習をすることで、どのような話題や意見にもその場で対応できる力を徐々に身に着けました。他にも、プレゼンテーションの場やディスカッションの場、英語クラスではライティングの機会が多くあり、包括的な英語力を学ぶ貴重な機会を沢山得ることができました。また、多様な背景を持つ学生との交流は、自分では思いつかないような斬新なアイデアを生み出し、チームワークの重要性も改めて学ぶことができます。
重要なのは、自分が何を目的としているか、そこに足りない部分は何かをきちんと見極めることです。これは研究を進める上でも必要な能力だと思います。英語力不足や価値観の偏りなど、悔しい部分や苦手な部分をいきなり全て解決するのは不可能ですが、順を追ってこれらを改善できる環境がこのスクールにはととのっています。それを活かすも殺すも、自分次第です。