新渡戸カレッジにおける学び

学部教育コース

グローバルリーダーに求められる資質等の土台を築く

新渡戸カレッジ学部教育コースでは1年目に基礎プログラムに在籍し、北海道大学入学以前における基礎知識の獲得を中心とした学習から、明確な目的意識をもった能動的な学習の必要性を自覚することへの意識転換を図ることを大きな目標とします。あわせて、コミュニケーションツールとしての英語力の向上を図りながら、グループ学習を通して、リーダーシップ、チームワーク力を身につけ、海外留学することの意義について考察します。

海外留学の挑戦と自主性の向上へ

2年目以降はオナーズプログラムに在籍し、基礎プログラムで身につけた自覚的な学習とコミュニケーションツールとしての高度な英語力を活かしながら、海外留学への挑戦などを通して、異なる文化状況下において、高い倫理観と豊かな人間性をもった自律的な個人を確立するとともに、グローバル社会で真のリーダーとして活躍できる能力を修得することを目指します。

大学院教育コース

専門性をいかせ、可能性をひらけ!

新渡戸カレッジ大学院教育コースは、前身である新渡戸スクール(2015年開校)が達成した成果を土台として、2019年4月にスタートしました。北海道大学が有する修士課程に在籍する全ての大学院生を対象とするグローバル人材育成プログラムです。新渡戸カレッジ大学院教育コースは、総合大学である北海道大学の特長を活かして、専門分野だけではなく、文化的背景や価値観の異なる学生が集う<国際社会の縮図>を創り出し、英語を共通言語とする徹底したチームでの協働を通じて、創造的な共有知の形成に取り組みます。

「実学の北大」ならではのカリキュラム

新渡戸カレッジ大学院教育コースは、修士課程に在籍する全ての大学院生を対象とした「基礎プログラム」と、そこで身につけた知識と技能をより実践的に活かしてプロジェクトに取り組む「オナーズプログラム」からなります。

新渡戸カレッジ大学院教育コースの基本スタイルはチーム学習です。チームで創造的かつ建設的な議論を展開するスキルを学ぶことから始まり、皆で課題を見出し、各自の専門性を生かしながら議論し解決策をまとめ、成果発表に至るまでを経験します。プロジェクトの実践を重ねることで、今日のグローバル社会が求める能力を修得し、専門知識を活かして飛躍することを目指します。

入校から修了までの流れ