学びの特徴

大学院教育コースとは

「新渡戸カレッジの大学院教育コースは、北海道大学のすべての修士課程及び専門職学位課程に在籍する学生を対象に、創造的・批判的思考能力やリーダーシップ、課題解決・問題発見能力を涵養することを目的にした特別教育プログラムです。

学修効果「3+1の力」 学修環境「4つの特徴」

「3+1の力」が養成する人物像

新渡戸カレッジ大学院教育コースの目的は、「多様な社会的・文化的背景を有する人々とチームを形成し、グローバル社会のなかで生じるさまざまな問題を予測・発見・解決し、新たな社会的価値の創造に貢献する、高度な専門性と、専門家としての崇高な倫理観を持った人材」を育成することです。 この人材に求められるのは、それぞれの専攻で修得する高度な専門性に加えて、

  1. その専門性を、直面する問題に即して、さらに高度化し、アップデートし続ける力(能力更新力)
  2. その力を一つのチームに集結し、問題解決をもたらす力(組織形成力)
  3. 協働の成果を社会に還元しつつ、社会的価値を創造し、必要な社会変革をもたらす力(社会還元力)

が必要です。 さらに、こうした力の行使は、専門家としての倫理観(専門職倫理)に裏打ちされていなければなりません。新渡戸カレッジ大学院教育コースは大学院課程で学んだすべてのグローバル人材はこの様な普遍的能力を有するべきと考え、その能力を「3+1の力」として定義しました。

新渡戸カレッジ大学院教育コースは、この「3+1の力」を育成し、様々な知識、技能、経験、価値観を持つメンバーから構成されるチームにおいて、コミュニケーション を十分に取ることで相互理解を深め、課題解決に向けて自身の持つ専門的能力を最大限に生かすことができる人材を養成します。

3+1の力

能力更新力
―問題に応じて自己の能力を把握し、向上を図る力 ―

好奇心、 向上心、挑戦する意欲を持ち、理解していることとしていないことを把握した上で、予測・計画・実行することができる力であり、柔軟に自己を管理し、得た知識を構造的に理解し、自分の言葉で表現する力でもあります。いわば「対自己の力」です。

組織形成力
―多様な専門性を持つ人材をチームとして組織し、成果に結びつける力 ―

共通のビジョンを作り上げ、ネットワークを構築し、必要なものを 調達、交渉、整理し、それらをもとに協働することができる力であり、プロジェクトをデザインし、マネジメントをする力でもあります。いわば「対他者の力」です。

社会還元力
―イノベーティブな解決によって社会に創造的価値をもたらす力 ―

社会的役割を認識し、社会が必要としていることを見つけだし、より良い方向を提案・実現していくことで、社会に貢献する力でもあります。いわば「対社会の力」です。

専門職倫理
―多様な価値観の中で、専門家として公平・公正な決断ができる力 ―

「能力更新力」、「組織形成力」、「社会還元力」の3つの力を活用する際の基盤をなすものです。

新渡戸カレッジ大学院教育コースの4つの特徴

国際社会の縮図
―多様な価値観を理解する―

文化的価値観、人種・エスニシティ、ジェンダー、セクシュアリティ、年齢などの属性が異なる大学院生が専門性を持って集い、学び合う新渡戸カレッジ大学院教育コースは、国際社会の縮図と言える。

領域横断的環境
―異分野に出会い、互いに高め合う―

新渡戸カレッジ大学院教育コースは、北海道大学の修士課程に在籍する全ての大学院生を対象に開講されます。異なる専門分野からの学生と協働することを通して、自らの専門知識を深化させるとともに、専門領域を超える力を身につける。

徹底したチーム学習とアクティブラーニング
―チームで議論し、課題解決に向かう―

新渡戸カレッジ大学院教育コースでは、チーム学習を基本とした徹底的なアクティブラーニングで、他者と協働し成果を挙げるための技法と感性を修練します。

生涯のキャリア形成に役立つ人脈
―実社会で生かせるネットワークを得る―

新渡戸カレッジ大学院教育コース生、教員、メンターが生み出す新たなネットワークは、修了後、社会に出てから、特に効果を発揮します。