新渡戸カレッジの修了要件は、以下を満たす必要があります。
基礎プログラム
- 正式入校生であること。
- 必修科目の単位を修得したうえで5単位以上修得していること。
- 新渡戸カレッジポイントを10ポイント以上取得していること。
オナーズプログラム
- 新渡戸カリキュラムの所定の授業科目を履修し、6単位以上を修得すること。(新渡戸カレッジ生のうち2016年度以前に本学に入学した者は、5単位以上を修得すること。
- 所属学部において卒業の認定を受けること。
- 通算GPA(Grade Point Average)*1が所属する学部等(学科若しくは課程又は別に定める履修上の区分をいう。)における最終年次在学者のうちの上位50%以内であること。
(注*1)通算GPAについては、所属する学部の判断に基づき、各学部における確認方法を以下の通りとする。
学部 | 確認方法 |
---|---|
文学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
教育学部 | 学部の通算GPA順位の結果で判定 |
法学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
経済学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
理学部 (物理学科を除く) |
学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
理学部 (物理学科) |
学部専門科目のみの通算GPA順位の結果で判定 |
医学部医学科 | 医学科のみの通算GPA順位の結果で判定 |
医学部保健学科 | 保健学科のみの通算GPA順位の結果で判定 |
歯学部 | 学部の通算GPA順位の結果で判定 |
薬学部薬科学科 | 薬科学科のみの通算GPA順位の結果で判定 |
薬学部薬学科 | 薬学科のみの通算GPA順位の結果で判定 |
工学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
農学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
獣医学部 | 全科目の通算GPA及び学部専門科目の通算GPAそれぞれの順位を確認し、最上位の結果で判定 |
水産学部 | 学部、学科若しくは課程又は学部規程に定める履修上の区分(分野-コース)の通算GPA順位の内、最上位の結果で判定 |
外国語能力の水準がTOEFL-iBT80点相当以上*2であること。
(注*2)英語能力を測るTOEFL-iBT試験のスコアと他英語検定試験の換算については以下の通りとする。
TOEFL-iBT | TOEFL-iBT相当と認めるスコア | ||
---|---|---|---|
TOEFL-ITP | IELTS | TOEIC(TOEIC-IPを含む) | |
80 | 550 | 6.5 | 730 |
90 | 577 | 6.5 | 807 |
100 | 600 | 7 | 873 |
※TOEFL-ITPおよびTOEIC-IP試験は北海道大学の会場で実施したものに限る。
※修了判定における各英語検定のスコアは、本学在学中に取得したものとする。
称号の授与
カレッジを修了した者に、以下の基準により称号を付与します。修了者には修了証書を交付します。
称号授与の基準
基準 | 称号 |
---|---|
通算GPAが上位15%以内 英語能力TOEFL-iBT100点相当以上 |
新渡戸カレッジ Summa cum Laude(= with highest honor) |
通算GPAが上位30%以内 英語能力TOEFL-iBT90点相当以上 |
新渡戸カレッジ Magna cum Laude(= with great honor) |
通算GPAが上位50%以内 英語能力TOEFL-iBT80点相当以上 |
新渡戸カレッジ Cum Laude(= with honor) |
上記の基準以外 | 新渡戸カレッジ Associate |
Cum laude, magna cum laude, summa cum laudeの語源はラテン語で、“cum”は英語で“with”, “laude”は“praise”に相当します。したがって、magna cum laude はwith great praise ,summa cum laudeはwith highest praiseという意味になります。
新島 襄と内村 鑑三が卒業したアメリカのアマースト大学では、1881年にジュリアス・シーリー校長がこの評価システムを採り入れました 。シーリー校長はこのシステムにより、同じカリキュラムをこなす学生に対してそれぞれの努力と学力を認めることができ、学生のモチベーションの向上にも役立つと考えていました。新渡戸カレッジでも、カレッジ生の努力と学力を認めるために、この評価システムを採用しています。