授業科目紹介

 

英語力の育成

留学支援英語

英語を母語とする講師の指導による少人数クラスで実践英語を学ぶ授業です。英語によるコミュニケーション能力の向上、留学時に必要なアカデミックスキルの修得を目指してレベル別の授業が開講されます。1クラス20人以下の少人数クラスとして、教員による会話とライティング・プレゼンテーションを中心とした実践的な英語の授業を行います。

実践英語(上級)

英語を母語とする講師の指導による少人数クラスで実践英語を学ぶ授業です。専攻する専門分野において、広く世界で活躍する「グローバル人材」の一員として、活躍するために必要なコミュニケーションスキル(英語スキルだけでなく、対人交渉スキルであるソフトスキル)を養うことを目的とします。

海外短期語学研修(サマープログラム、スプリングプログラム)

海外短期語学研修は、外国語コミュニケーション能力を高め、異文化理解能力を養い、国際的に活躍できる人材を育成することを目的とした、外国語圏の教育機関における2週間以上の短期語学研修です。全学教育科目の外国語演習(講義題目: 海外短期語学研修)の一部として位置づけられており、サマープログラム、スプリングプログラムとして、海外に渡航する期間が数週間程度の語学学習および異文化体験を中心としたプログラムとなっています。(後述する「海外留学」の「短期留学」とは異なります)

国際交流科目

原則として英語で行われる授業で所属学部にとらわれない全ての学生を対象とした科目です。短期留学生を中心とした外国人留学生と日本人学生が交流を深め、いろいろな考え方や価値観のあることを認識し、互いに啓発しあうことを目的としています。学際的・先端的なテーマとした授業が入門レベルから専門レベルまで開講されます。科目のリストについては「2020年度履修の手引き」内のリストをご覧ください。

英語による学部専門科目

各学部において開講される英語で行う専門科目の授業です。国際交流科目と合同開講されるものがあります。科目のリストについては「2020年度履修の手引き」内のリストをご覧ください。

日本文化・社会に関する理解増進科目

英語で開講される日本の文化及び社会について学ぶ授業です。すべて国際交流科目と合同開講されますが、一部の科目は全学教育科目と合同開講されるものもあります。科目のリストについては「2020年度履修の手引き」内のリストをご覧ください。

リーダーシップ・チームワーク力の育成

グローバル基礎科目

グローバル基礎科目(国際理解と海外留学)

海外経験の豊富な講師から、国際社会における課題や各研究分野の状況、留学の実態などを学びます。また、講義を通じて、キャリアデザインの観点から自分自身の留学の目的と意義を考えるとともに、今後の留学に向けて主体的・計画的に考え、行動できるようになることを目指します。

グローバル基礎科目(リーダーシップとチームワーク)

「リーダーシップ」について、講義や各自の資料調査から学び、グループワークを通じて各自の考えを深めます。さらに、チームで課題に取り組みながら、ディスカッションや発表のための実践的なスキルを磨き、自ら望ましいリーダーシップを発揮できるようになることを目指します。

フィールド型演習

さまざまな主題を持つ少人数クラス(20名程度)の体験型演習です。この授業科目では、チームワークの重要性を認識し、リーダーシップやリスクマネージメントのなんたるかを体験する良い機会が得られます。科目のリストについては「2020年度履修の手引き」内のリストをご覧ください。

遺跡発掘調査の様子
水産学部「おしょろ丸」での洋上演習の様子

多文化状況の中での問題解決力の育成

多文化交流科目

異文化・多文化状況に関する知識・理解を促進し、外国人留学生と日本人学生との協働学習により、多様な背景の人々とともに課題を解決する技法の教育を目的としています。

科目のリストについては「2020年度履修の手引き」内のリストをご覧ください。

日高での体験学習の様子
授業の様子

国際社会で生きる人間としての自覚の育成とキャリア形成

新渡戸学(フェローゼミ)

新渡戸カレッジ独自の教育科目の一つである新渡戸学(フェローゼミ)は、少人数演習形式の科目として2016年度から開講され、基礎プログラム生の必修科目に位置づけられています。この科目の特徴は北大の同窓生からなる8名のフェローが共通の教育方針の下、各自のテーマに基づいた演習を企画し実施する点です。学生はゼミの中で5名程度のチームに分かれ、現地視察での学びや調査した事柄をもとに、課題を設定し、解決策を議論します。各チームの活動の成果はゼミの中で、さらに代表となったチームがすべてのゼミが集まる「フェローゼミ全体発表会」の中で発表します。審査員により上位に評価されたチームとゼミ生の投票で選出されたチームは翌年度、新入校生の前で発表を披露します。

詳しくは、「フェロー・メンターによる実践教育」内の新渡戸学(フェローゼミ)をご覧ください。

現地視察の様子
全体発表会の様子

新渡戸学(セルフキャリア発展ゼミ)

新渡戸学(セルフキャリア発展ゼミ)は「伴走的キャリア支援」を中核とするキャリア教育プログラムです。その前身となる取り組みは、「キャリアセミナー」(2016年度)、 「目標達成力向上ワークショップ」(2017年度)などの教育行事であり、2018年度から「新渡戸学」の授業科目として開講するに至っております。

本ゼミは1泊2日の合宿を中心にして、アクティブ・ラーイングを通して、フェロー・メンター、教員と新渡戸カレッジ生同士とのより深い交流と、日常とは異なる空間での自己洞察を通して、自らのキャリアを集中的に考えることを目指しています。

履修生は、ゼミの担当教員、担当フェロー・メンターとともにグループディスカッションに参加し、そこから得た気づきに基づき、自らの未来を考え、その実現に向けてプランを立てます。担当教員とフェロー・メンターが学生の自律的な学びと成長を支援するための助言を行います。

詳しくは、「フェロー・メンターによる実践教育」内の新渡戸学(セルフキャリア発展ゼミ)をご覧ください。

日高での研修の様子
参加者全員での記念撮影

新渡戸学(アドバンストゼミ)

新渡戸学(アドバンストゼミ)は、オナーズプログラム学部教育コースの学生を対象とした選択科目で、少人数演習形式の授業科目です。

この科目は、未来を見据えつつ、持続可能な社会を構築するため、世界が抱える諸問題の中から、学生自身がテーマを選ぶとともに、グループでの共同作業やディスカッションを通して、具体的な解決策を考察・検討し、さらに導き出された結果を提言書にまとめ、広く社会へ発信することを目標とします。

フェローを中心に集中講義の形で実施し、その中で合宿を行うことがあります。

地下歩行空間でのイベントの様子
JICAでの成果報告会の様子

大学と社会

北大を卒業し産業界、行政、マスコミ等さまざまな分野で活躍する方々を講師として招き、学生時代から現在までの体験談や、職業人として活動することを通して「現在あるいは将来の職業人としてどのような資質が求められるか」「そのために大学でどのように学べばよいか」「北海道大学や学生諸君に期待することは何か」などについて、講演を通し自らが社会とどのように関わるかを考えることを目的とします。

グローバル・キャリア・デザイン

海外における協定校、日系企業、国際機関等における講義、プレゼンターション、ディスカッション、現地見学、相互交流を体験し、自身のコミュニケーション能力の向上を図るとともに、グローバルキャリアを考えるための基礎を固めます。(後述する「海外留学」とは異なります)

インターンシップ(国内)

インターンシップ(学生が在学中に、企業・団体等において自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと)に参加することにより、実社会に触れることによる学習意欲や職業観・勤労観を高めます。

海外における高い倫理観と豊かな人間性の確立及び論理的な思考力と高い専門能力の育成

海外留学

北海道大学の「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」および「実学の重視」という4つの基本理念と新渡戸稲造の精神に基づき、海外において高い倫理観と豊かな人間性をもった自律的な個人の確立と、論理的な思考力と高い専門能力を身につけることを目的とします。

新渡戸カレッジにおける海外留学は、交換留学プログラムと短期留学プログラムに大別されます。新渡戸カレッジでは海外留学として、交換留学プログラムは2単位として、短期留学プログラムは1単位として認定されます。

海外留学の詳細は「海外留学」をご覧下さい。