応援メッセージ

学生に近い目線で学びを伝え 発言するのが自分の役割

プロフィール

伊藤 慎(いとう・しん)さん
大塚製薬株式会社医薬営業本部 Product Marketing & Management Group
ニュープロ担当Product Management Manager
2003年 北海道大学大学院薬学研究科修士課程終了

名古屋市出身。2003年に大塚製薬株式会社入社、東京支店にて医療情報担当、2009年に医薬営業本部Product Marketing & Management Groupイーケプラ担当Associate Product Management Manager、2011年より医薬営業本部Product Marketing & Management Groupニュープロ担当Product Management Manager(2012-2014年は医薬品事業部ニュープロプロジェクト リーダー)。

受け身からの脱却

%e4%bc%8a%e8%97%a42近年の日本の学生は、「優秀だけれど、おとなしい」という人が多いと思います。自分の意見を主張せず、波風を立てず、言われたことはきちんとやる受け身のイメージです。これは教育システムの問題でもあり、そういう習慣がついてしまうのでしょう。学校では言われたことをきちんとやれば褒められます。でも、社会に出てからは評価されません。むしろ、言われたことだけでは怒られる場合もあります。そのギャップに驚く人が多く、離職率も高くなっているのではないでしょうか。

社内で若手社員と接していてもそう感じることがあります。物事を自分からあまり考えず、自身の将来も漠然としかイメージしていない。営業部に配属されると、仕事を続けていれば課長になり、運がよければ部長になり…と、あたかも進む道が自然に決まっているように思っている人も少なくありません。部長になって何がしたい、という意思はありません。でも本来なら、やりたいことを成し遂げるために、部長というポジションが必要ならばそれを目指す、という能動的な姿勢であってほしい。

将来リーダーになって活躍したいと思う学生の皆さんは、まず自分の意思を持ち、それを発信できるよう成長してほしいと思います。誰かが意見を述べると、そこから議論が生まれ、よりよい結果に発展していくものです。新渡戸カレッジには自分で考えて主体的に動き、成長できる機会がたくさんあるので、ぜひ多くを学び取ってください。また、学部や学科とは違う角度から、多くの示唆を与えてくれるフェローが大勢いますから。

新渡戸カレッジの可能性

%e4%bc%8a%e8%97%a43能動的な姿勢を身につけるために、新渡戸カレッジにはたくさんのプログラムが用意されています。志のある学生同士が刺激し合うことで大きく成長できる環境です。とはいえ、新渡戸カレッジに入らなくとも、それらを学ぶことは充分に可能です。人それぞれ違いますが、私は学生時代に続けていたアルバイトがいい経験になりました。また、元来リーダーの資質を備えている人は、周りのサポートがなにもなかったとしても、自身でその道に進んでいけるものです。

それらをふまえて、改めて新渡戸カレッジの役割は何でしょう。それは、もともとリーダーになれる学生が10%だったとして、その割合を20%、30%へと引き上げることだと思います。また、資質のある学生の成長をより加速することです。そのために、我々フェローやカレッジの運営に携わる教職員が全力で学生をサポートしています。

私はフェローのなかでは比較的学生に近い年代にいます。年齢は少し違いますが、時代背景はそう遠くないと思っています。ですから、学生に近い目線で新渡戸カレッジのメッセージを伝えることが私の役割の一つだと思います。同時に、学生に近い感覚や気持ちで新渡戸カレッジに対して発言することも重要な役割です。新渡戸カレッジオフィスの教職員や、先輩フェローたちと話し合いを重ねながら、新渡戸カレッジをよりよくするよう今後も力を尽くしていきます。それから、私自身も普段はお会いできないフェローの方々と接し、見方が広がり成長できていると感じます。学生の皆さんも、そうした成長を実感していただければと思います。


フェローの流儀:人生で大切にしていることは?「今の自分が、次へのステップ」

自分が将来どうなりたいか、なるべきか、次に自分がどうしたいのかを見据え、そのために今何をするべきかを考え、実践することを心がけています。考えるだけでは駄目で、実践することが必要です。そうしないと何も身につきません。

これまでやってきたこと、過ぎていった経験や実績はもちろん大切ではありますが、今さら何も変わりません。今やることが、次へのステップにつながり、さらにその先につながっていきます。今できることに最大限力を尽くす。そうやって前に進み続けているつもりです。意識していないと、楽な方へ流れてしまいますからね。