アドミッションポリシー

北海道大学は、理系から文系までの全分野において大学院での研究や教育に重点を置く、日本を代表する基幹総合大学の一つです。その起源は、1876 年に設立された札幌農学校に遡ることができます。その伝統から、本学は、帝国大学を経て新制大学に至る長い歴史の中で、「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」及び「実学の重視」という教育研究に関わる基本理念が生まれ、今日まで学問の自主、自由の精神を培ってきました。

札幌農学校第二期生である新渡戸稲造は、豊かな精神性と真摯な活動により、本学の目指す人材養成において、一つの規範とすべき存在です。経済活動等の急速なグローバル化が進行し、人や物や情報が瞬く間に世界を駆け巡る現代においてこそ、下記に示す「新渡戸稲造の精神」が重要性を増しており、政治・経済や外交だけではなく、幅広い分野にわたって、高い精神性と異文化理解、コミュニケーション能力を身につけた人材を数多く輩出することが、総合大学としての本学の使命と考えています。
このような理念のもとに、北海道大学は、新たな学士課程プログラムとして、「新渡戸カレッジ」を設立しました。新渡戸カレッジは、「新渡戸稲造の精神」を21世紀的課題と捉えて、その具現化を目指すものです。新渡戸カレッジは、学部・学科の枠を超えた新たな教育システムであり、それぞれの専門教育を重視するとともに、グローバルなコミュニケーションツールとしての英語力を身につけること、チームワーク力・リーダーシップ力あるいは多文化状況の中での問題解決力を身につけること、さらには、それぞれの文化的・社会的背景に根ざしたアイデンティティを確立することを目指しています。これらに加えて、本学同窓生からなる新渡戸カレッジフェローによるグローバルなキャリア形成支援教育により、異なる文化・国・社会の架け橋となる人材の養成を目指しています。
これらを実現するため、新渡戸カレッジは、「新渡戸稲造の精神」を継承する高い精神性と意欲にあふれた学生を新渡戸カレッジ生として募集します。また、新たな学士課程プログラム教育を受けるにふさわしい英語能力を示す本学学生を選抜制度により受け入れます。

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新渡戸カレッジでは、本学の4つの基本理念(フロンティア精神、国際性の涵養、全人教育、実学の重視)に基づいて、国際社会で活動するリーダーに必要な基本的スキル・セットとマインド・セットを育成します。詳しくは、育成する人物像をご覧ください。